頭のなかみをそのまま筆に

東大生の頭の中、少しおすそ分け。

「さよならを待つふたりのために」を超える小説が見つからない!泣

今週のお題「読書の秋」

ブロガーもすなる今週のお題といふものを、私もしてみむとてするなり。

ということでこんばんは。はてなブログには毎週お題があるみたいで、せっかくなのでチャレンジしてみたいと思います。

 

読書は私の趣味のひとつです。読書家というほどではないのですが、現在住んでいるワンルームアパートの部屋には少し大きすぎるくらいの本棚があって、そこそこ多くの本が無造作に詰まっているといった感じです。

太宰治の「人間失格」もあれば、ロバートキヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」もあります。朝井リョウの「何者」もあれば、東洋経済の「会社四季報」も置いてあります。ようは様々なジャンルの本を読んでいるってことです。

何回も読んでるうちになくしてしまった本もあります。サン=テグジュペリの「星の王子様」がそうですね。逆に買って一回も読んだことのない本もあります。同じくサン=テグジュペリの「夜間飛行」のことです。読書は好きですが心底のめりこんでいるわけでもないです。

最近だとサマセット・モームの「月と六ペンス」とアレックス・̪シアラーの「青空のむこう」を買いました。訳者が同じ金原瑞人の本です。「青空のむこう」はちょうど今日の帰宅時の電車で読み終わりました。心情描写がまどろっこしすぎて好きじゃなかった。話の展開もほぼ予想通り進んでいくし。評価はいまいちです。「月と六ペンス」は最後まで読むことはないかな。「ライ麦畑で捕まえて」しかり「グレートギャッツビー」しかりこういった古い文学は書き方やらストーリーやら何かと私に合わないようです。

 

さて、私の最も好きな本は、タイトルにも書いた通り、ジョン・グリーン著「さよならを待つふたりのために」です。

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原題「The Fault in Our Stars」で金原瑞人訳のヤングアダルト小説です。「きっと、星のせいじゃない」という名で映画化もされていて日本では2015年に公開されました。こちらだと知っている人も多いのではないでしょうか。

この小説が本当に本当に大好きで、何度も繰り返し読み、英語の原作も読み、映画も何回も見ました。今までたくさんの本を読んできましたが、この小説が群を抜いてお気に入りトップを飾っており、二位以降はもはや順位がつかないほどです。どんぐりどころか、PM2.5の背比べといった感じです。

なぜ「さよならを待つふたりのために」がそれほどにも好きなのかは今後の記事のためにとっておきましょう。言葉にできへんねんってやつです。とても簡素に言うなれば、ウィットに富んだ文章を心地よいストーリーテリングにのせやがってといったところでしょうか。なんというか、つかみどころが無いですね。好きが独り歩きしてもはや頭でさえわかっていないのかもしれない。

 

やっと本題です。長い長い前置きでした。

「さよならを待つふたりのために」(以下、同書)を超える小説が見つからないのです。同書に出会ってからもう4年たちますが、いまだに圧倒的1位に鎮座しております。この四年間でたくさんの本を読んできましたが、同書の覇権をより強固にしているようであります。もちろん面白かった本もたくさんありますが、逆に面白くないと感じる本が増えてしまいました。読んでも読んでも面白くない、本を読みたくないとすら思い始めてしまった。同書に出会わなかったほうが私の読書ライフは充実していたのかもしれない。なかなか辛いものです。

ジョン・グリーン著の他の作品も翻訳されている範囲で読んでみました。同じ作者だからのか、どの本もとても面白かったですが、同書には及びません。ちなみに、私の2位はジョン・グリーンの「アラスカを追いかけて」です。この著者は私に合っているのでしょう。しかしジョン・グリーンの著書は全部読んでしまいました。日本語訳されていないものに手を出すという選択肢はありますが、非母語の小説を読むのは、読書というよりは言語学習に近いので、本を純粋に楽しむことができません。却下。では、訳者が自分に合っているのではないかと思い、金原瑞人訳の本を読んでみましたが、前述のとおりでした。もう八方塞がりです。お手上げです。『どうやったら、この迷宮から逃れられるんだ!』(これは「アラスカを追いかけて」において重要なフレーズです。ううう、ジョン・グリーンが憎い、、、)

 

読書の秋、ということですが私は全く読書ができていません。本屋には足しげく通うのですが食指が動かないのです。最近の悩みはと聞かれれば、読みたい本がないと答えます。もう秋はスポーツして食欲を満たしている内に早く過ぎ去ってほしい。そんな深夜の2時頃でした。おやすみなさい。

 

<あとがき>

ジョン・グリーン作品の日本語訳は岩波書店の STAMP BOOKS というシリーズで出ています。さすがは出版界の異端児、岩波書店です。なかなかいいことやってくれていますね~。しかしこの STAMP BOOKS 、2013年から始まり定期的に出版し続けていたのに、2017年7月を最後に更新されていません。どうした、岩波!!経営難だからって STAMP BOOKS を切り捨てないでくれ!!

次は STAMP BOOKS の一応最新作である「サイモンvs人類平等化計画」でも買って岩波書店を応援しましょうかね。

それでは。