Planetside Arenaが2/15にさらに発売延期され、それ以来公式から一切の情報の更新やアナウンスがない状況となっている。
つらい。早く出せとは言わないが、せめてアップデートやニュースを更新してほしいものだ。
現在Closed Betaのクライアントは起動するとゲームロビーに入れるし、他のプレーヤーも数人いる。しかしいつまでたってもマッチはしないし、次のベータのアナウンスもない。クローズドベータが終わってからそのまま放置されているという状況だ。
ここまでくると、このまま無かったことになるのではと不安になる。実際そういうゲームもよくあった。発売延期をしたため、未完成のまま無理やりリリースして捨てられるという最悪の状態は免れているので、今後の新情報を期待して待つしかない。
ということで、クローズドβのプレイレポートを書いていきたいと思う。（CBT中はこういったブログや動画を出すことは禁止されていたのだが、ベータは終わり禁止の注意書きも見当たらないので少しだけ感想とスクリーンショットを）
Planetsideシリーズの正統進化
Planetside2から順当に進化しており、安心感があった。様々なロケーションがある惑星、大地に点在する大きな基地、見た目がさほどかっこよくない多くの武器、ジェットパック、特殊アビリティ。操作性もPlanetside2のそのままで、悪く言えば焼き直し、よく言えば正統進化といったところだろうか。特にシステム面で他の人気ゲームを下手に真似ずに、オリジナルを維持した点は素直に評価できる。勝敗にこだわるよりも大人数での戦闘感を楽しむというスピリットは受け継がれており、近年のFPSの中ではだいぶ和やかな雰囲気であった気がする。
Planetside2との相違点
・クラスがアサルト、メディック、エンジニアの3つになった
クラスの数が減り、それぞれのクラスができることが多くなった。BattlefieldでいうとBF2→BF3のときに7つ→4つになったのと同じである。一人でできることが多くなるとソロプレイでのストレスが減るが、Planetsideシリーズの大人数での戦闘での連携感やみんなと戦っている感が薄れるのでどうかと思う。実際今のBFは過去の栄光にしがみついている派生版CODみたいなものである。
・すべてのクラスでジェットパックがつかえるようになった
全員が飛び回れるし全員が屋根の上に行ける。そのため野戦はカオスになりがちだし、拠点での戦闘は全員が高所をとれるのでより有利不利がはっきりするようになった。高所にこもってメディックで回復しながら戦うのが最強。アサルトは他の種類のジェットも使えるがあまり使い道はない。アサルトを使う意味がなくなった。ライトアサルト使いだった私はとても悲しい。
・アンダーバレルがつく武器がある
セカンドダリーファイアとしてグレランやショットガンが付いている武器があった。ちょうどいい強さで戦闘の幅を広げてくれる。なかなかいい調整だと感じた。
・バギーをいつでも呼び出せる
広大なマップをマラソンするのは時間の無駄なのでとてもいいアイデア。
・その他多数
クローズドベータではバトロワしかプレイできなかったので、バトロワ限定の調整なのか、Massivr Clashでも同様なのかはわからない。総じてバランスは悪くなく、プレイフィールもよい。またBioLaboでの泥沼の攻防をできると考えると楽しみだ。
バトロワの感想
正直に言って面白いとはいえない。体力が多くて飛び回れるPUBGといったところか。マップの出来もあまりよくない。300人でマッチできるようとても広いため移動が長く、建物やオブジェクトの密度も低い。Apex Legendsの面白さには到底及ばない。Apex Legendsが出た今、こんな前世代的なバトロワで勝負するのは避けるべきだ。あちらはチーターが大問題になっているが、Planetsideシリーズは中国で多くプレイされているのでチーターが蔓延するのは目に見えている。チーターがいるバトロワほど萎えるものはない。今からでもMassive Clashに力を入れて開発してほしい。
総評
発売延期をした理由が他のゲームとの競合なのか、プレイヤー数の不足なのかはわからないが、しっかり完成させてリリースしようとする姿勢はとてもよい。最近のゲームはすぐに問題が多発してコケることが多いため、しっかり開発と運営をして長くつづくいいゲームになってほしい。そしてなによりも開発状況を知らせてほしい。新たな情報がでたらまた記事を書こうと思う。
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