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映画「バンブルビー」感想、トランスフォーマーシリーズとしてとても残念な出来(ネタバレなし)

今月は海外旅行に行く機会がありまして、その往復の飛行機の中でトランスフォーマーシリーズのスピンオフ映画「バンブルビー」を鑑賞しました。しかも2回。笑

日本でも絶賛公開中の「バンブルビー」、今回はショートレビューということで感想考察を書いていこうと思います。ネタバレは極力避けていますよ。

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時代は1987年。マイケル・ベイ監督の現行の「トランスフォーマー」シリーズの少し前の時期を描いています。バンブルビー、そしてオートボットが地球にやってくるところからストーリーが始まります。バンブルビーのモデルも漫画原作通りのフォルクスワーゲン・ビートルです。今までのシボレーカマロのかっこいいバンブルビーとはまた少し違う、ちょっとおっちょこちょいで可愛いバンブルビーを楽しめます。

 

今作は監督がトラヴィス・ナイト監督にかわったこともあり、マイケル・ベイ監督のような派手なアクションは少なめです。登場するトランスフォーマーも予告編に出る3体のみであり、今までのトランスフォーマーシリーズの大規模で派手は戦闘を期待すると肩透かしを食らいます。その代わり、登場人物どうしの愛情友情やバンブルビーとの関係といったヒューマンドラマを濃厚に描いています。

 

主演のヘイリー・スタインフェルドは最近人気急上昇中の若手女優です。ピッチパーフェクトシリーズや、私の一番好きな映画である「はじまりのうた」にも出演しています。ジェニファー・ローレンスやシェイリーン・ウッドリーの一時の人気(とその後の不調)を思わせます。ハリウッドではベイビーフェイスの女優はあまり息が長くない気がします。今後の出演作にも期待です。

そのほかには、ジョン・シナが割と重要と訳をしていたことにとても驚きました。ジョン・シナは近年最も人気であるといっても過言ではないWWEプロレスラーです。いままではB級映画などにちょこちょこ出ていたのですが、いきなり大作の重要ポストに就くとは驚きです。ザ・ロック様ことドウェイン・ジョンソンのようですね。今後が楽しみです。

 

ストーリーはべたで安心して観れると同時に少し退屈であります。地球外生命体、スーパーカー、CGを駆使した派手なアクションといったトランスフォーマーにユニークなものを捨て去り、女優俳優の演技力やヒューマンドラマに焦点をあてていますが、これは失敗だったといわざるを得ないでしょう。マイケル・ベイ監督も言う通り、トランスフォーマーシリーズは”撮れば儲かる”ものですが、その一番人気キャラのスピンオフ作がこの出来だと期待を大きく裏切られました。お涙頂戴の家族愛などはほかの作品に任せて、トランスフォーマーシリーズはド派手はアクションに終始してもらいたいところです。華麗に飛び回りディセプティコンを蹂躙するバンブルビーを見れなかったのはとても残念です。